星槎国際高等学校 公式コラム「Words Raft -ことばのいかだ-」

星槎は、年齢や国を超え、こどもから大人まで様々な関わり合いの中で認め合い、補い合い、そして学び合う「皆んなで作る共同体」です。その手段として、スポーツや芸術があり学校があります。このコラムでは、星槎に関わる人たちの数々の想いをお届けします。https://seisa.ed.jp/

星槎国際高等学校 公式コラム「Words Raft -ことばのいかだ-」

星槎は、年齢や国を超え、こどもから大人まで様々な関わり合いの中で認め合い、補い合い、そして学び合う「皆んなで作る共同体」です。その手段として、スポーツや芸術があり学校があります。このコラムでは、星槎に関わる人たちの数々の想いをお届けします。https://seisa.ed.jp/

記事一覧

サーフィンは考えていても始まらない

もっとも肝心なのは、「人のあり方」By A・ショーペンハウエル

見えない時にみえるものもある。愚痴を言うか、夢を語るか!

犬と料理と、ときどきフィギュアスケート

剣道を通して学んだ人生の言葉たち

剣道との出会いで成長

卒業生から後輩へのメッセージ:陸上競技部編

星槎との出逢いは繋がっていた

前回に引き続き、星槎国際高校静岡で教鞭をとられる、三浦美華子先生による、「星槎との出逢い」パート2です。ぜひご覧ください。 星槎との出逢いは繋がっていた 星槎国際高校静岡 教諭 三浦美華子 ちゃんとした学校なのか?2012年1月、横浜そごうでの合同説明会には多くの通信制大学が集まっていた。私は事前に資料を取り寄せてあった数校の大学の話を聴き、帰るころには「星槎大学」に決めていた。そして、静岡に戻り、実家に寄り母に話をすることにした。 しかし、静岡に住んでいる私たちは、星槎

星槎との出逢い、学びとの出逢い

こんにちは。今回は、スポーツに取り組む星槎の、その根っこにある理念、想いをお伝えします。星槎国際高校静岡で教鞭をとられる三浦美華子先生による寄稿です。 「星槎との出逢い、学びとの出逢い」 星槎国際高校静岡 教諭 三浦 美華子 自分のパワーを、子どもたちのために。星槎との出会い私と星槎との出会いは2012年1月、横浜そごうで開催された通信制大学の合同説明会だった。 短大卒業後、一旦は就職するが退職し、26歳の時に母の後を継ぎもんじゃ焼きのお店をきりもりしてきた。商売は嫌いで

きっかけ(cue)

9月のある日、私たち夫婦はラジオから流れる長男の声を不思議な感覚で聴いていました。 「ラジオ番組」の制作。 長男が「星槎」に編入して1番やりたかったこと。 3年前に不登校になりほとんど自室に籠っていた長男は、スマホでラジオを良く聴いていました。また、ライブや握手会に行くなど、乃木坂46の存在もラジオと共に彼の心の支えとなっていました。 メディア研究ゼミで制作したこの番組は、乃木坂46の「きっかけ」の歌詞を題材に2人のパーソナリティーが語るという構成でした。乃木坂46のメ

けん玉って、スポーツだと思う

星槎国際高校旭川では、2020年秋より「けん玉クラブ」がスタート。 YouTubeなどで「Kendama」と検索すると多くの海外動画がヒットするなど、今やけん玉は世界の共通言語であり、一つのスポーツにもなりつつあることを皆さんはご存知でしょうか?部員の村上さん(2年生)のコメント「どうやったら技が成功するかを試行錯誤するのが楽しい」にもあるように、複雑で巧みな技の修得には、練習や経験に加えて、身体のバランス感覚も必要となるなど、スポーツともいえる要素があります。 朝日新聞

サッカーとの出会い。努力の先

こんにちは。星槎のことはなんでも知っている「セイサ先生(仮)」です。今日は、星槎学園北斗校、石田先生のコラムをお届けします。 教育者・指導者としてサッカーと共に歩んできたお話しです。      ぜひご覧ください。 星槎スポーツ新聞vol.48 星槎学園北斗校 石田 裕昭 サッカーにのめり込んだ小学校時代私は保育園の頃から剣道を、小学校4年生の頃から水泳を並行してやっていたが、サッカーという、一つのボールをみんなで追いかけて、泥んこになり、とにかく仲間と一緒に汗をかく

実は私、スポーツが嫌いでした

こんにちは、星槎のnote担当、星槎のことならなんでも知っている「セイサ先生(仮)」です。今日は、はじめて、私のお話しを書かせていただこうと思います。「#スポーツがくれたもの」の特集をきっかけに、私の人生とスポーツの関わりについて振り返ってみたいと思います。 「周りに合わせなければならない」 私自身のスポーツの経験といえば、水泳くらい。それも、自らすすんでというより、まだ物心もつかない幼稚園の時にはじめて、気がついていたら続けていた、というくらい。むしろ学校での体育の

共生社会の実現者となる、ブータン留学生

みなさんこんにちは。星槎のことはなんでも知っている「セイサ先生(仮)」です。星槎の高校、大学には、ブータンやエリトリアなど、アジア・アフリカを中心とする海外からたくさんの留学生が集い、学んでいます。 星槎で学んだ「共生」の心を、故郷であるそれぞれの国に持ち帰る。そして将来の日本との懸け橋となる。そんな若者が増えていくことで結果として、地球が共生社会となることを、星槎では本気で目指しています。 アーチェリーを通して学んだことそんな中で星槎国際湘南アーチェリー部で3年間学

14歳、私の人生が逆転した。

こんにちは。星槎のことはなんでも知っている「セイサ先生(仮)」です。今日は、男子サッカー部監督、永瀬先生のコラムをお届けします。 挫折からの転機、そして恩師と同じ舞台へ。「学校の先生っていいなあ」と思わせてくれる素敵なお話です。ぜひご覧ください。 星槎スポーツ新聞Vol.47 星槎教師列伝 星槎国際湘南 男子サッカー部監督 永瀬 裕記 優秀だった小学生時代、挫折した中学生のはじめ頃  今までを振り返ってみると、時に厳しく、時に優しく、不器用な私を導いてくれる大人がた

「心を鍛えたい」あなたへ

こんにちは。星槎のことはなんでも知っている「セイサ先生」(仮)です。今日は、星槎国際湘南アーチェリー部の監督によるコラム「心を鍛える」をお送りいたします。 昨年はコロナの影響で、中学校や高校の部活の大会の中止や延期を余儀なくされ続けた1年でした。今年も感染拡大の状況は予断を許しません。さまざまな困難な中にあっても、前を向いて夢を追う高校生たちの姿を見ていると、たいへん胸が熱くなるものがありますよね。 さて、アーチェリーは、みなさんおなじみ弓矢を使って競う個人競技。自分

サーフィンは考えていても始まらない

そう教えてくれたのは、あるプロサーファーだった。 それまでの私の中のサーフィンのイメージは、 「敷居が高い」 「ヤンチャな人たちがやっている」 そのイメージのせいで、なかなか一歩を踏み出せなかった。 高校2年生のゼミ授業で、初めて波に乗った。 …最高に熱い。 波に乗ったボードが、水面の上を走って行く感じたことのない爽快感や、岸までロングライドした時の達成感。 何より、最高のライディングをした時のサーファーたちの祝福のリアクションがうれしい。 そして、たとえ失敗しても

もっとも肝心なのは、「人のあり方」By A・ショーペンハウエル

今回の贈る言葉はショーペンハウエルです。彼は生涯の40年間で本文を著述し、これにつづく30年間において、前者についての注釈を付加する。これはショーペンハウエルの代表的な格言です。 ショーペンハウエルは、世俗的な幸福の源泉を以下の3つに分けています。 人のあり方、人の有するもの、人の印象の与え方。 この内、もっとも肝心なのは、「人のあり方」であるとした上、外部的な財宝や名誉よりは、健全な身体に宿る健全な精神の増進を推奨している。また完全な満足に伴う停滞感は人間には耐えがたいと

見えない時にみえるものもある。愚痴を言うか、夢を語るか!

ボクは、友人と食事に行くことが大好きです。 週末はできる限り、友人と食事に出掛け、新しい知識や情報交換の場となるような時間を持つようにしています(なかなかできていませんが・・・)。 つい先日は、近隣のお蕎麦屋さんへ食事に出掛けました。 そこのお蕎麦は、{普通盛り・大盛り・富士山盛り}の中から同一料金で選ぶことができます。僕は迷わず、富士山盛りを注文します(笑)。 富士山盛りとは、呼んで字のごとく、富士山のようにお蕎麦が盛られているのです。半端な量ではありません。しかも味も評

犬と料理と、ときどきフィギュアスケート

こんにちは、SAWAMOTOです。 英語と社会を担当しています。 今年で星槎5年目を迎えます。 東京都府中市出身ですが、中学生の時に引っ越してきてから八王子市に住んでいます。会社員経験を経て、教職につきました。 夫の転勤で、2002年から13年間アメリカの4都市ミネアポリス、アトランタ、シアトル、サンフランシスコで暮らし、2015年に帰国しました。 授業では、より実践的な英語を勉強していきたいと考えています。 My Dog犬が好き。うちには、ミニチュア・ピンシャーのオスが

剣道を通して学んだ人生の言葉たち

久保木先生と言えば、誰もが「剣道の先生」と答えるでしょう。 でも、実は鉄オタだったなんて… みんなが知らない久保木先生の一面をお届けします。 久保木の「座右の銘」は【継続は力なり】ですが、 反省や後悔は数多くありました。 私が勇気をもらった心に残った言葉があります。 「稽古は噓をつかない」 「自分が学んでいることは心の修行」 「人の出会いを大切に」 「先生を3年間信じて良かった」(星槎の卒業式の時)など そして辛い時はお風呂に浸かりながらよく口ずさむ歌は 「坂本

剣道との出会いで成長

小学校中学年まで野球が大好きで、友だちと小学校の校庭で放課後も楽しくプレーをしていた。 いわゆる野球少年だった。 小学校5年生の時、町内会の回覧板で「剣道教室」のお知らせが回ってきた。 それまで父ともキャッチボールしており、私は「父は野球がとても得意なのだ」と思っていたが、このとき初めて知ったのだが、驚いたことに父は「剣道の有段者」だった。 そんな父の勧めもあり、剣道教室に参加。 もう一つ驚くのが、その日から父が、私の剣道の指導者になったことだ。 ここから私の剣道人生が

卒業生から後輩へのメッセージ:陸上競技部編

こんにちは。星槎のことをなんでも知っている「セイサさん」(仮)です。今回も、星槎の各部活動のキャプテンとして2020年度を率いた先輩・卒業生からのメッセージを、お送りします。今回は、陸上競技部編です。ぜひご覧ください。 星槎の陸上競技部では、目標に「日本一、そして世界へ」と掲げています。私たちは誰もが勝者に生まれてくるわけではありません。しかし、勝者に生まれ変わることはできると信じています。勝者には「誰かに勝つ」という勝者もありますし、「自分自身に勝つ」という勝者もあり