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スポーツは小さな共生社会。鍵山優真選手インタビュー

今回は、昨年に行われた星槎国際高校で学ぶアスリートたちのインタビューを抜粋してお届けします。

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1回目の今回は、2020NHK杯で見事金メダル、全日本選手権で羽生結弦選手、宇野昌磨選手に並ぶ銅メダルと、輝かしい実績を残しているフィギュアスケート、鍵山優真選手。

聞き手は、鍵山選手と同じく星槎国際高横浜で学び、現在はFM湘南マジックウェイブでパーソナリティを務める卒業生、ほのかさんです。

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彼が通う星槎国際高横浜には毎日、多様な生徒が集い、関わり合っています。学校での鍵山選手とテレビでの鍵山選手のギャップのなさ、その中での大活躍に、不思議な感覚をもっている生徒、教職員がたくさんいます。

スポーツは「する・みる・ささえる」。競技する人と、それを応援する仲間、支える仲間がいること。それこそが星槎の目指す共生社会そのものです。

そんな鍵山選手の自然な人柄を知り、星槎の仲間として心から応援する輪が広がっています。ぜひ、鍵山選手と同じ学び舎で学んだ生徒によるインタビューをご覧ください。

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ほのか:出場した大会の中で一番心に残っている大会は何ですか

鍵山:全日本ジュニア選手権大会です。小学生からタイトルを取ったことがなく、全日本ジュニア選手権大会で初めてタイトルを取り、それが自信を与えてくれて、成長するきっかけとなりました。

ほのか:改めて皆さんの競技の魅力を教えていただけますか。

鍵山:フィギュアスケートの魅力は、滑りながら『演技』をすることだと思っています。小さい頃から踊るのが大好きだったので、踊りながら滑っていることで楽しさを前面に出すというところが、フィギュアスケートならではの魅力かなと思います。

ほのか:試合の中で、ここが大事だなと感じるポイントなどありますか。

鍵山:試合中に一番気をつけているというか大事にしているのは、やっぱりジャンプです。一番ミスしやすいエレメンツで、自分は4回転や3回転半などをやっています。そこはいつも通りやらなきゃって、自分に暗示をかけて大事にしています。

ほのか:オリンピックで代表に選ばれたとしたら、目標はどのように設定されてますか。

鍵山:どの試合もそうなんですけど、今持っている実力を全て出すということを目標としています。結果としては、やっぱり小さい頃からずっと目標にしていたオリンピック金メダルという将来の目標があるので、それを達成できたらいいなと思っています。

ほのか:では、オリンピックに向けて心がけていることは何でしょうか。

鍵山:一番は技術の向上です。自分の技術ではまだまだトップにはほど遠いので、本当に人の2倍、3倍と努力をしないと勝てません。そこをしっかりと頑張りたいと思っています。

ほのか:では最後に、これからの決意を込めて全国の星槎の仲間へのメッセージをお願いしたいと思います。

鍵山:自分には今、目標があって、これからもずっと目標を持ち続けると思います。今後も、その目標に向かってずっと頑張って行こうと思います。応援よろしくお願いします。

終わりに

ほのか:長時間ありがとうございました。私たちの身近にこうしてオリンピックを目指す仲間がいるということは、本当に誇らしいことですし、私たち自身もとても励みになります。これからも皆さんのことを応援し続けていきますので頑張ってください。トレーニングなどお忙しい中、ありがとうございました

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