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全国ベスト4以上常連を狙う、女子サッカー「特別な1年間」闘いの記録

 星槎国際湘南女子サッカー部は、2021(令和3)年1月3日に開幕した第29回全日本高等学校女子サッカー選手権大会へ7年連続7回目の出場を果たした。年末31日までの活動と元日の移動は毎年当たり前のことだと思っていたが、今シーズンは世の中で起こっていることを考えると大会の開催は感謝しかない。

特別な一年

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 このような状況の中でも大会を開催していただける意味を選手たちにしっかりと伝えなければならない大会でもあった。今シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、シーズン始めは活動ができなかった。トレーニング開始になった矢先のインターハイ中止の報道には、ある程度の覚悟はできていたものの肩を落とす3年生の姿。私たちは、大会へ出ることよりもサッカーが上手くなるためにプレーしていることを再認識し、シーズンをスタートした。夏休みが短く、各種大会や遠征も中止となり強化しきれないまま、選手権の県予選を迎えた。

 全国大会の開催が危ぶまれる中、大会開催を願いつつも、いつ大会の終わりが来てもいいように、チームは常にベストで目の前の試合を戦い続けた。関東大会の修徳高等学校戦。これまで公式戦では一度も勝てていないというチームの記憶が選手の頭を巡った。この試合が、今シーズン初めて選手たちがチームのために力を発揮し意地を見せた試合だった。自然と声が掛かり、戦う姿勢が前面に出ていた。PKで負けはしたものの、全国大会につながる大事な1試合になった。

混沌から一丸へ、「全国5勝」

女子サッカー写真②

 関東大会を経た全国大会直前の年末、修徳戦の敗北を忘れたのかというほどチームは勢いもなく焦りもなく、混沌とした状態。「チームのために力を発揮すること」「チーム内でお互いを敬遠し上手くやらないのは賢い選択ではない。お互いが歩み寄り仲間と力を発揮すること」が監督から告げられた。選手たちは自ら「全国5勝―自分たちで次戦を作り出す」ことを挙げ、残り少ない時間で自分自身や仲間と向き合う姿が見られた。もちろん、もっと早く動き出していればこれ以上の結果があったかも知れないが、このチームが変化を見せたことには安心している。

 全国大会常連校ではなく全国大会の上位(ベスト4)常連校に名を連ねることが7年連続で迎えたチームの向かうべき場所だという認識を持って、大会前日はミーティングを終えた。迎えた初戦、最後の最後まで粘ってなんとか1点。勢いに乗って追加点。このチーム特有の粘り強さなのか、運なのか、強さを見せた試合だった。

粘り強さが星槎のサッカー

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 翌日の2試合目、前日の試合による疲弊からか、ウォーミングアップから雰囲気は最悪。誰も声を発さず、試合前なのかという雰囲気。試合直前に監督から喝が入り、やっとスイッチが入った。開始早々立て続けに失点し0―2。そこからの巻き返しがやはりこのチームの特徴だった。

「惜しいで終わらせない、追いついただけだ、勝ちきるぞ」そんな声が飛び交った。PKで敗退。今大会をベスト16で終えた。今シーズンもたくさんの方々に支えられ、3年生が全国大会を経験し、その過程で自身やチームメイトと向き合うことができた。

 たくさんの応援をいただき、ありがとうございました。私たちは、星槎のチームとして星槎の理念を体現し、日本一に結び付けるべく新チームでリスタートをする。オフザピッチでの質を向上させ、来シーズンも星槎の名前で全国大会上位の出場校になれるよう努力します。今後とも応援よろしくお願いいたします。

全国大会までの歩み

【神奈川県予選】 優勝
準々決勝 vs. 横浜翠陵 11―0
準決勝 vs. 藤沢清流 3―0
決勝 vs. 湘南学院 1―0

【関東予選】 第4 代表
1 回戦 vs. 宇都宮短大附属 5―1
2 回戦 vs. 鹿島学園 1―0
準決勝 vs. 修徳 1―1(PK2―4)
3 位決定戦 vs. 前橋育英 1―2

【全国大会】 ベスト16
1 回戦 vs. 大阪桐蔭 2―0
2 回戦 vs. 常盤木学園 2―2(PK4―5)


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星槎の中学校・高校・大学では「する・みる・ささえる」をテーマに、スポーツを一つの手段として、補い合い認め合う共生社会の実現を目指しています。保護者、生徒のみなさんはじめ、全ての星槎ファンの皆さまへお届けするスポーツコラムです。http://www.seisa.ed.jp/